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《FM那覇78.0Mhz》2020.12.01放送
棚原 生磨 社長
株式会社Alpaca.Lab

< 略歴 >
H27. 公益財団法人 沖縄科学技術振興センター
H25. 株式会社JMC 事業推進部 ICTプランニング課
H23. 北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科

https://alpacalab.jp/
今週のゲスト棚原さんは、アルパカラボを2018年に起業し、運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」を2020年8月より開始しました。https://aircle.cc/

棚原さんと初めてお会いしたのは、シェアオフィスZORKS崇元寺でのアルパカラボ壮行会の時でしたよね?

そうですね。アルパカラボの人数が多くなって、シェアオフィスを卒業しようという時に、琉球DigiCoさんがお別れパーティーを開いてくれました。

ZORKS崇元寺でのアルパカラボ壮行会の様子

立ち話でしたが、「代行アプリで世の中を変える!」とすごい熱い話をしましたね。かなちゃんは『代行』って知ってます?

一応知っています!私はまだ大学生なので、使ったことないけど、周りで使ってるのは見たことがあります。

私は免許を取ったのが27歳くらいで、それまでは『代行』を知らなかったので、むしろ周りで使っていると聞いてビックリしました!!

番組の前半では、棚原さんが社長になる前どんな人だったのか、どんな人生を歩んできたのか、仲宗根さんがどんどん質問していきます。

まずは、棚原さんが創業する前のキャリアについて教えて下さい。

もともと、石川県にある北陸先端科学技術大学院大学で、教育系の研究をしていました。その後、教育系のコンサル企業に入社。沖縄に戻ってからは、沖縄科学技術振興センターというところで、産学連携事業の担当をしていました。その後、アルパカラボを設立するに至ります。

教育系の開発されてたということですが、具体的にはどのようなことをされていたんですか?

人の学習や学びをテーマに人工知能系の研究をしていました。人々の学習を支援するようなサービスをつくりたいと思い就職しましたが、なぜかコンサルの方に回されてしまいました。その後、「子どもたちに求められているものはこれじゃない!」「東京は満員電車も辛い!」となり、自転車で40日間かけて沖縄に帰ってきました。

自転車で帰ってくるのすごいなあ。そのような経験を経て、ここ沖縄でアルパカラボを設立するに至ったキッカケやエピソードなどはありますか?

実は沖縄で大学の先生が、研究開発をして、それを社会の役に立てようとするとき、様々なハードルがあるんです…これを解決できないかと思いました。そして、沖縄に帰ってきた僕にできる事はないかと考えていた時に、たまたま大学の先生と「運転代行の課題」について一緒に解決しないかと提案がありました。それがキッカケです。

自分のキャリアを生かして、運転代行の課題を解決していけるのでしょうか?

人間が創造的になれるような、サービスや場つくりをすることによって、関わった人たちがどんどん成長していくという経験が楽しかった。教育をテーマにしていたのも、根本的にその理由があると思います。僕が関わることによって、何かが変わっていく様子を見ているのが楽しい。それが一番の原動力です。好きだからやっているって感じです。

もともと、大学に入った時などは何がしたかったですか?

webサービスなど面白いプロダクトを作りたいとずっと思っていましたが、教育実習の授業をやっていた先生への憧れから、教育工学の世界へ入って、気づいたら研究畑の世界にいました。

番組の後半では、実際に棚原さんの立ち上げられたアルパカラボについてより深掘りしていきます。

全面ガラス張りのFM那覇スタジオ

アルパカラボを設立したのが2018年。そのキッカケは?

琉球DigiCoを創設した小林さんと初めて会った時がキッカケです。沖縄産業振興公社で行われた、ベンチャー企業のアクセラレーションプログラムに採択されたのが起業のキッカケです。その時はまだアイデア段階でしたが、ビジネスとして面白いと認められたので、起業に踏み切ることができました。

スタートは一人でしたか?

実は5人くらい仲間がいました!

会社をつくった当初から、シェアオフィスZORKS崇元寺に入居していたんですか?

設立した時には、まだシェアオフィスZORKS崇元寺はなかった。アルパカラボの始まりは、フルリモートで仕事をしていたので、コミュニケーションのミスなどが実は起きていました。オンラインの厳しさを感じて、小林さんに相談したところ、シェアオフィスつくるから一緒に入らないかと言われたのが入居のキッカケです。

入居してZORKS崇元寺を卒業するまで一年くらい。その間はどのような動きをしていましたか?

まずは、オフラインのコミュニケーションでチームを立て直していき、最初に頂いた予算で、プロトタイプを作って、世の中に問うという事に注力していました。

AIRCLE(エアクル)というのは実際にどのようなサービス?

今まで「代行」は電話で呼ぶのが当たり前。しかし、AIRCLE(エアクル)は、スマホの位置情報を使って簡単に代行を呼ぶことができるアプリです。平均15分で代行業者をマッチングできるようになりました!

15分って早いですよね!特に週末になると30~40分ふつう待ちますよね。なので代行に依頼するタイミングが難しいんですよね。

いわゆるタクシーの配車アプリみたいに、代行がどこにいるのか、どのくらいで来るのか、どんな運転手なのかまで、全てわかるようになっています!

そもそも運転代行はいつから始まった?

20年前にやっと法律が出来て、一般的に皆さんが代行を使い始めたと言われています。

アプリを使って簡単に代行を呼べるようになったという事ですが、AIRCLE(エアクル)を作りたいと思ったキッカケは?

元々は大学の先生との話がキッカケでしたが、運転代行業者の方たちと話す中で、生活保護を受けながら働いている方や、彼らが適切に運行できないと実態を目の当たりにして、このような苦しい現状をどうかできないか?と思ったのが今の原動力になっています。

AIRCLE(エアクル)を使ってる業者さんの声は?

まず、「お客さんの評判が良い」という声が一番多い。また、代行業者も位置情報などが分かる事によって、お客さんを選びやすくなった。しかし、実は少しだけ価格設定が市場の平均よりは高くなっているので、「値段が高い」という声もあったりします。

しかし、「値段が高い」にはそれなりの理由が?

今は価格が安すぎる!適切に運行ができる価格設定が必要だと思います。より便利で、早く、使いやすいサービスなら200円くらい高く払えるという人が多いと分かって、我々のサービスで業界全体の価格を徐々に上げていくことを一番大事にしています。また、今の価格設定だと、保険すら払えないという業者もいるので、相場を上げることによって、保険にもきちんとは入れるような状況を作っていきたい。

安心安全が保証されているから、価格が高い。そのようなサービスの質を向上させていきながら、代行業者の生活の質も上げていくという事ですね。

第1回目の放送が終わり、緊張とプレッシャーから解き放たれて、みんないい表情です!!


最後に棚原さんからのメッセージ

運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」は、5000ダウンロードを突破しました。

平均15分で迎えに来てくれる便利なサービスとなっています。

今後、キャッシュレス決済や他の企業さんとのアライアンス提携などによって、代行がただの代行だけでなく、様々な形で地域の社会課題に貢献できるような存在になっていきます。

まだまだ未熟な会社ですが、引き続き皆さんのご協力よろしくお願いします。

エアクル公式サイト:https://aircle.cc/

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